顎関節症治療・咬み合わせ治療 :: 診療内容
あごが、「開かない」「痛い」「音がする」…は顎関節症(がくかんせつしょう)の三大症状です。
顎関節症は、10代後半から20代の女性を中心として、50代・60代の女性にも起こりやすい病気です。
治療を特にしなくても自然に治る軽症のものから、仕事はおろか日常生活さえままならない重症のものまであり、早期にきちんとした治療を行う必要があります。
当院の治療方法は、つけるだけのスプリント(マウスピース)が中心です。
顎関節症の治療
- スプリント(ナイトガード)とは
- 顎関節症の治療に使用するスプリントは、主にあごの筋肉の痛みと、その緊張を和らげるため、噛み合わせを安定させるために装着します。
薄い透明なプラスチック製のスプリントを上か下の歯全体にかぶせて、噛みあわせが均等になるように調整します。
顎関節症の痛みがなくても、歯ぎしり癖や歯を噛みしめる癖を矯正するために使用されることもあります。 - スプリント療法にかかる費用
- スプリント療法で行う通常の検査やスプリントそのものの費用は、保険の適用範囲となります。
おおよそ、治療にかかる費用は8,800円程度です。
ただし、症状によって異なりますので、詳しくは一度ご相談ください。 - スプリントの使用時間
- スプリントは主に就寝時に使用します。2~3ヶ月、夜のみ装着していただき、その後は1ヶ月間経過観察をします。
顎関節症 簡単セルフチェック
まず、「口を無理せず大きく開いてください。
指を縦にして、口の中に何本入りますか?
■3~4本・・・正常です
■1~2本・・・顎関節症の疑いがあります。医師にご相談ください。
※あごを痛めないように注意! 無理に大きく開かないでください。