医療費控除 :: 医院案内
医療費控除の仕組み
自由診療や高価な材料を使った場合の歯の治療費が高額になることがあります。
1年間に使った自分や家族の合計医療費が10万円を超えた場合、確定申告をすれば一定の金額の所得控除を受けられる制度があります。これを医療費控除といいます。
医療費控除の対象
- ※1
- 生命保険契約などで支給される入院費給付金、健康保険などで支給される高額療養費・家族療養費・出産育児一時金など
- ※2
- その年の所得金額の合計額が200万円未満の場合は、その5%
医療費控除額全額が還付されるのではなく、この金額に所得税率を掛けたものが還付されます。
医療費控除の対象となる歯科治療
- 人工歯(インレー、クラウンなど)や入れ歯(金属床義歯、フレキサイト義歯など)の治療
- インプラント治療
- 矯正歯科治療
(発育段階にあるお子さんの歯列矯正、矯正の目的などから歯列矯正が必要と認められる場合の矯正治療費は対象となります) - 治療のための通院費
(通院費やお子さんの通院に付添いが必要な場合その交通費も含まれます。)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1128.htm
気をつけなければならないのは、美容や審美を目的とした治療(審美矯正/ホワイトニングなど)は対象外だということです。
医療費控除を受けるために必要なもの
医療費控除の申請には、確定申告時の時期に所轄の税務署へ下記のものを持っていく必要があります。(確定申告の時期は毎年2月16日から3月15目までです。)
- 家族全員の1年分(1/1~12/31)の医療費の支出を証明する書類(領収書等
- 交通費のメモ(氏名、理由、日付、交通機関を明記)
- 給与所得のある方は、給与所得の源泉徴収票(原本)
- 印鑑
※詳細は所轄官庁やお近くの税務署までご相談ください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1120.htm