緊急性のある歯列矯正もあります!!
こんにちは。愛知県知立市のオカダ歯科クリニック院長の岡田です。
昨日は、東京お茶の水にて、NLT矯正セミナーのアドバンスコースを受講してきました。
梅雨の合間の晴れ日で、ちょっとホッとしました。
今回のテーマは「濾胞性歯嚢胞の埋伏歯の牽引」、「ハイアングルのⅢ級症例」の歯列矯正でした。
埋伏歯の牽引は、虫歯がなくなってきた現代において必須の治療法になるとのこと。この分野では、講師の野田隆夫先生は、世界のトップを走っております。
顎骨内に埋まった歯牙は、隣在歯の歯根を吸収したり、嚢胞を形成するなど、放置できない問題が起きることがあります。
小学校のお子さんを持つ方々で、「ちょっと永久歯との生え替わりが遅いな」と感じている親御様は是非一度、お子様とご一緒に当院へご受診ください。
「生えるべき歯が生えることができずに、埋まっていることがあります!!」
この場合、当該歯の歯根が形成される初期の段階で、牽引した方が歯根が湾曲(曲がること)されずに牽引できる可能性が高いです。
しっかりした(できるだけまっすぐした状態の)根の状態で牽引された方が、予後は格段に良くなります。意外と思われますが、矯正でも早い段階、すなわち緊急性をもって歯列矯正するべきケースがあるのです。
当院では、中学3年生までの方は「無料相談」を実施しておりますので、是非、レントゲン写真を撮って確認をさせてくださいませ。