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お子様があごをぶつけた後・・・

 

こんにちは。

愛知県知立市のオカダ歯科クリニック院長の岡田です。

 

先日(4/3)、東京の八重洲口で行われました、NLT矯正のセミナーに行って参りました。

東京も本当にいい春らしい陽気で、お出かけ日和でした。

 

毎回、埋伏歯の矯正治療といった難しいテーマに取り組んでおります。

 

今回は、もし、あなたのお子様が顔面をぶつけたら、どうなるのかをお伝えしたいと思います。

 

34歳の時期、あなたお子様は飛んだり跳ねたり、おうちの中や外でたくさん遊ぶと思います。

 

小さい子ですから少しのはずみで転んで、顔からぶつけてしまう…

とても痛そうです(涙)

 

そうした場合、不幸にも永久歯の歯胚(歯の原型)が、あごの骨の中で回転してしまう事が起こることがあるんです。

 

その後、その永久歯は生える方向がおかしくなったり、埋まったままになることがおこります。

 

このお子様は、4歳のとき外で自転車を運転して誤って転んで、地面に顔をぶつけてしまったそうです。

 

当院に、8歳の時に来院した時の初診時のレントゲン写真です。上の前歯が真上に向いて、生えられなくなっておりました。

 

 

矯正装置を付けて、引っ張り始めたころのレントゲン写真です。

 

 

無事引っ張り出せた頃のレントゲン写真です。

 

 

 

一般によく知られている「歯列不正」の原因は、あごの骨が歯の大きさに比べて小さかったり、遺伝的な要因・・・などですが、小さい時の外傷、いわゆる、転んでぶつけたことのための「萌出障害」によるものもあるんです。

 

あなたのお子様が、あごの全体のレントゲン写真を撮った時、永久歯が埋まったままと言われてもあきらめずに、当院までご相談くださいね。

 

 

 

2018.04.16 | 歯の豆知識,院長

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