「吉原でモテたい!?」 江戸時代の口臭予防 【歯の豆知識】
こんにちは。愛知県知立市のオカダ歯科クリニック院長の岡田です。
衝撃的な見出しの新聞記事がありました。
日本経済新聞、平成28年8月6日の記事です。一部抜粋すると、
「歯磨きが庶民に広がったのは江戸時代中期。歯磨き粉と房楊枝(木の枝の先端を房状にしたもの)が商品になったのがきっかけだ。江戸の男は白い歯にこだわった。理由は『歯が汚れて口臭があると吉原の遊女に嫌われたから。』歯の白い男は伊達男であり、歯磨きするかどうかで江戸っ子か田舎者か見分けたという。」
とあります。
江戸時代は、総括的にみると現代とは逆に、女性より男性の方が口臭に敏感だったとのことです。動機は不純ですが…(笑)
理由はともかく、口臭のある方が他人から嫌われてしまうのは、今も昔も変わりません。
口臭は、意外にお口の中だけでなく重篤な全身疾患が暗示されていることもあります。
気になる方は当院へ、早めにご受診ください。