乳児期の離乳食と歯磨き✨
こんにちは。知立市のオカダ歯科クリニック栄養士兼歯科助手の稗田です。
写真は4月から新しく入った栄養士の榊原さんと一緒に撮ったものです!
GWも終わり、新しく令和になりましたね!
令和もオカダ歯科クリニックをどうぞよろしくお願いいたします。
今日は乳児期の離乳食と歯磨きについてお話ししていきます。
離乳食は母乳やミルクだけの飲む食事から、大人と同じように食べられるように
なるための準備期間であり、よだれが出たり食べ物に手を伸ばすようになったら
赤ちゃんが「食べ物」に興味を示したサインです。
赤ちゃんの成長や発達は個人差が大きいので、ほかの赤ちゃんとの違いをあまり気にせず、
時間をかけてゆっくり進めましょう。
離乳食いつから始めるの?
5ヶ月までは授乳が中心の栄養で育っていきます。
食べる練習の離乳食は5.6ヶ月が目安になります。
また、以下のことが見られたら始めましょう。
①首の座りがしっかりしてきた
②支えてやると座れるようになってきた
③食べ物に興味を示すようになってきた
④スプーンなど口に入れても舌で押し出すことがなくなった
今回離乳食初期・中期についてレシピも合わせて簡単に説明していきます。
レシピは冷凍して作り置きできるものを紹介していきます!
●5.6ヶ月 『ゴックン期』
離乳のスタートはアレルギーの心配の少ないつぶしがゆ(米)1さじから始めます。
★ポイント
・なめらかにすりつぶした状態で
・新しい食品を始めるときは1さじずつ
・母乳や育児用ミルクは飲みたいだけ飲ます
・最初は1日1回から始め、1ヶ月くらいしたら1日2回にしてみましょう
🍚基本の10倍粥レシピ🍚
材料 米大さじ2 水300㏄
作り方
①大さじ2のお米を研ぎお鍋にお米と水300㏄を入れ30分おく(吸水)
強火で炊く。すぐに沸騰するので。沸騰したら蓋をして弱火で20分。
②20分たったら火を止め蓋をしたまま15分蒸らす。
③すり鉢やブレンダーでなめらかになるまですりつぶす。
④製氷皿やリーザーパック等に入れて冷凍しておく。
●7.8ヶ月 『モグモグ期』
お米は10倍粥から7~5倍粥で舌でつぶせるような形のあるものにしていく。
★ポイント
・1日2回食で、毎回主食(穀類・芋類)+主菜(魚・肉・卵・大豆製品)+副菜(野菜)
・離乳食中だるみの時期
飽きないよう、いろいろな食品を取り入れる
◎調味料は使わない…だし汁、ベビーフードのスープ、ソースを使って工夫するのも良い
・ゆっくりとしたペースで口に入れ、口の中がなくなってから次を入れる
🍚かぼちゃのそぼろ煮レシピ🍚
材料(4食分)
鶏ひき肉40g
かぼちゃ60g
たまねぎ20g
ブロッコリー20g
だし汁1/2カップ
作り方
①かぼちゃは緑の部分をとり、小さめに切っておく。玉ねぎはみじん切りにする。
ひき肉は食べやすく切る。
②鍋にかぼちゃ、玉ねぎだし汁に入れやわらかくなるまで煮たら、次にひき肉、
ブロッコリーを入れ、火が通るまで煮る。
③②の粗熱がとれたら、冷凍可能な容器に4つに分けて冷凍する。
☆おかずとしてあげるだけではなく、おかゆやうどんにあえてあげるのも◎
歯磨きの習慣を身につけよう✨
歯磨きの習慣を身につけることはとても大切なことです。
最初は嫌がることが多いですが、歯ブラシを持たせたりして慣れさせていきましょう!
●歯が生える前は…ガーゼでお口の中をふきましょう
●歯が生えてきたら…1日1回は歯みがきの習慣をつけましょう。
機嫌の良さそうなときに手早くみがいてあげましょう。
★ポイント:歯と歯茎の間の境目は意外と忘れられがち!
歯の表面だけでなく歯茎もマッサージするような感じで
歯と歯茎の間も優しくみがいてください。
むし歯は母子感染する⚠
生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にはむし歯菌はいません。
むし歯菌は母親をはじめ、赤ちゃんと接する人の唾液を介して感染していきます。
赤ちゃんの周囲にいる人がむし歯菌を減らすようにすることも大切です。
口うつしで食べさせたりすることは避けましょう。
オカダ歯科クリニックでは、前歯が生えはじめた赤ちゃんから診ております。
歯ブラシの仕方、練習とフッ素に定期的に来ていただいています。
他にもお口の中で、不安なこと、お悩みありましたら、
気軽に聞いて下さいね(^^♪
2019.05.11 | 歯の豆知識