小児の方の矯正について
こんにちは(^^♪
歯科衛生士 猪股です。
だいぶ寒さは落ち着いてきましたね。まだ寒暖差があるので、みなさん体調にお気をつけてくださいね☆
今の時期、花粉症も猛威をふるってるので花粉症の方も万全の態勢で乗り切りましょうね!
今日は、小児矯正についてお話ししたいと思います。
こちらの装置、床矯正装置(FKO)という物になります。
この装置の目的は、特に上下顎の前後的関係を治す為に使用します。
主に、前歯が前に出ている上顎前突の改善に用いります。(軽度の下顎前突、下の歯が前に出ている場合にも使用する場合があります)
上下前突を突き合わせた位置で、顎の位置を保持する事により、顎の前後関係が正しく矯正されます。
使用方法は
上下前突を突き合わせた位置で使用するので、上下前突の場合、下顎を前に突き出した位置で装着します。
1日に目安として10時間以上装着します。主に夜間就寝時に使用します。
主に成長期の子供に使用します。
およそ6~12歳に開始でき永久歯列完成期の12~13歳まで使える装置になります。
簡単にいうと、子供の顎の成長を利用し上下顎の前後位置を治す装置になります☺
取り外しの装置なので虫歯などのリスクがなく、簡単で利便性が高い反面、装着時間が少なかったり、紛失などが重なると、戻ってしまったり
治療が滞ることもあります(+_+)
ちなみに歯並びの凹凸は、改めて通常の(マルチブラッケト装置)が必要になります☆
大人の方は、すでに成長は終わってるので、お子様だけしかできない治療法になります( ^^)
そして、大人の時に比べ費用も期間も早く安く終える事が出来ます。
こちらの方は10歳の女の子です。 上顎前突が気になり矯正を始めました。
H30.6.19開始
H31.3.8
まだ治療途中なのですが、1年未満で上の歯がだいぶ改善されてきました!
頑張ってもらえば、もっと良くなります(*^^*)
ご両親の方も改善されてきたので喜んで頂きました☆
これから楽しみです!
症状により治療方法は異なるので、気になることがあればご相談ください♪
2019.03.11 | 歯の豆知識