いい本を見つけました!「脳の老化を止めたければ歯を守りなさい!」
こんにちは!
愛知県知立市オカダ歯科クリニック 歯科衛生士の松本です
1月ももう2週間がたち、先日は成人式がありましたね!
きれいな振袖やスーツの方をたくさん見かけました。成人を迎えられた方、おめでとうございます!
さて話は変わりますが、皆さんは認知症の予防方法をご存じですか?
歯医者がなぜ認知症の話を?とおもわれた方もいると思います。
実は認知症と歯科は強く関係しているんです!そのことについて書かれた良い本があるので、今回は簡単に紹介したいと思います。
認知症専門医の長谷川嘉哉先生が書かれた本です。(詳しく知りたい方は購入して読んで下さいね!)
●脳と歯の結びつき
上の不思議な図は「ホムンクルス図」といって、脳が体のどの部分と密接につながっているかをしめしています。
オレンジ色に塗ってある所が歯科の範囲です。
なんと全体の3分の1ぐらいあるんです!お口自体は小さいのに3分の1もあるってすごく高い割合ですよね。
つまり、クリーニングなどでお口を刺激すると脳の広い範囲に影響が及ぼされるということです。
●歯がない人はボケやすい!
歯でものを噛むと、ひと噛みするたびに脳に血液がおくられます
歯が多いほど、噛む回数が多いほど、多くの血液がおくられるので脳が活性化します。
70歳以上の高齢者を対象にした調査結果↓
・脳が健康な人・・・歯の本数(平均)14、9本
・認知症疑いあり・・・9.4本
認知症の人ほど歯の本数が少ないことがわかりますね。
予防するには歯をしっかり残すこと、よく噛んで食べることが大切です!
●歯のケアで医療費が安くなる!
歯のケアを行い、健康なお口を保つことで生涯医療費が安くなる可能性があります。
歯が0~4本の人に比べて、20本以上ある人は年間医療費が安いという調査結果があります(日本歯科医師協会による)
その額なんと17万5900円!!
1年間でこんなに差があるなんて驚きですよね。これがもし60年間だとすると
17万5900円×60年=1千55万4000円となります
つまり、歯が20本以上ある人に比べて1千万円以上多く医療費を支払うことになります。。。もしこれを支払わずにすんだら、いろんなことができますよね!
このことを知った皆さんには1千万の損をしないようにしていただきたいです!
●歯医者を味方につける
歯を残すためには毎日のセルフケアで汚れをしっかりおとすことが大切です。
しかし自分では気づかない磨きのこしや、歯石がついてしまうことがあります。そういった汚れを歯科医院のプロの手で除去していきます。セルフケア+プロケアできれいなお口を維持しましょう!
●どんな歯医者に通えばいいの?
次の6つの項目を満たしている歯医者がおすすめです。
①ホームページが充実している
②歯科衛生士がいる
③歯科用チェアユニットの数が多い
④医療法人である
⑤マスクをとって説明してくれる
⑥保険外診療のメリットを説明してくれる
実はオカダ歯科クリニックはこの6つ全て満たしているんです!特に②③に関しては歯科衛生士9名、チェアユニット8台と充実しています。
歯のケアを受けることはお口の健康だけでなく全身の健康、それに伴う医療費にも影響があることがわかりましたね!
これを機に歯のケアを始めてみませんか?
あなただけでなくご両親や祖父母の方もぜひお誘いください。オカダ歯科クリニック一同お待ちしております!
2019.01.15 | 歯の豆知識