あなたの知らないフッ素の世界
こんにちは!
愛知県知立市のオカダ歯科クリニック歯科助手・栄養士の稗田です。
今日はフッ素についてお話ししていきます。
そもそもフッ素とは、
私たちの身近な自然界にある元素のひとつで、お茶や魚介類などの食品に多く含まれています。
なんとなくフッ素は歯にいいということは知っているものの、どうして歯にいいのか
知らない方は多いのではないでしょうか?
フッ素はむし歯予防に欠かせないだけでなく、丈夫な歯や骨をつくるために大切な役割を果たしています。
今日はあなたの知らないフッ素の世界をわかりやすくご紹介していきます!
☆フッ素の必要性
フッ素はむし歯の発生を防ぐことができます!
その理由は大きく分けて3つあります。
①再石灰化の促進
歯から溶け出したカルシウムやリンの再沈着を促進します。
②歯質強化
歯の質を強くして、酸に溶けにくい歯にします。
③細菌の酸産生を抑制
歯ブラシで落としきれなかった歯垢中に潜んでいるむし歯原因菌の働きを弱め、酸が作られるのを抑えます。
このようにフッ素はむし歯を防いで歯を強くしてくれます!
☆当院では
1歳から中学卒業するまでお子様に無料でフッ素塗布をおこなっています。
当院では乳歯のうちに塗ることでむし歯になりにい歯をつくっていきます。
特に生えたての歯は、歯の質が弱いので、効果的です!
お口の中をきれいにお掃除したあとにフッ素を塗っていきます。
フッ素の種類はなんと7種類!
せっかく塗ったフッ素がとれてしまっては、もったいないので
30分間うがいや飲み物は控えていただいています。
こちらのフッ素は販売もしております!
ご購入したい方はお気軽に受付スタッフにお声かけください(*^^*)
☆ご自宅でのケア
フッ素入りの歯磨き粉で歯磨きするようにしましょう!
当院では、販売もしております♪
最近ではフッ素入りの歯磨き粉が薬局などでも販売されているので
歯磨き粉はフッ素入りを使用していただくことをおすすめします!
☆食事では
煮干しはフッ素含有量が特に多くカルシウムも豊富に含まれています。
みそ汁のお出しには煮干しを使用していただき、
具にはビタミンDが豊富なわかめやきのこ類を入れることで
カルシウムの吸収を促進してくれます(^○^)
お手軽にカルシウムを吸収できるのでおすすめです!
当院でフッ素塗布し、むし歯になりにくい強い歯をつくっていきましょう!
2018.09.21 | 歯の豆知識